今期の気になるアニメ [アニメ]

・おとめ妖怪ざくろ
鮮やかな赤色を大胆に使ったレイアウトなど、画作りがきれい。わらべ歌のような戦闘曲も雰囲気があり、日本人の民族的な感性を存分に刺激する。長谷川真也のキャラデザインに惹かれるのは、刷り込みによるものもあるが、少女漫画的な繊細な心情の機微を表現するのに向いており、作品全体の傾向を決定する重要なファクター。見る前は、「サクラ大戦」のような話を想像していたが、実際は全く違っていた。タイトルが示すように、「乙女」な妖怪の話。

・STAR DRIVER 銀色のタクト
キテレツなネーミングセンスや台詞回しでネタアニメと見られがちだが、しっかりとしたテーマに沿って物語られているように思う。何をしにこの学園にやってきたのか?という問いに、主人公はストレートに答えている。「すごいことしに来た」「共に青春を謳歌しよう」おそらく、その言葉の通りなのだろう。「少女革命ウテナ」と似た構造を持っている点も、ウテナのスタッフが十年以上を経てどのような回答に至ったのかという点において興味深い。

・ヨスガノソラ
成人ゲームが原作ではあるが、自然の山村風景との対比で関係を描くことで、週刊誌のゴシップにあるような下世話な視線をそらすことに、ある程度成功しているように思う。丁寧なロケハンと背景美術、ロングショットを活かした構図の妙。

・神のみぞしるセカイ
渡辺明夫+マングローブ。それだけで気になる。「ゲームとリアルは違う」と主人公に言わせながら、ゲームよりゲームらしいキャラ造形が確信犯的で面白い。

・荒川アンダーザブリッヂ第二期
一話冒頭の抽象的なイメージシーケンスがノスタルジック。往時のギャグの合間、不意打ちのようにしんみりとさせる瞬間の落差が良い。

・探偵オペラミルキィホームズ
物語を全面的に否定しているようなスタンス。カタルシスをもたらすはずの王道的な展開を片端から蹴飛ばして、不条理の瀬戸際で、脱力ナンセンスのギャグを飛ばす。諸々の制約から自由であろうと足掻いているようにも見えるこのアニメが、実は、今期一番アグレッシブに前衛的なのではないかという気がする。
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竹沢友美

突 然.訪 問 し ま.す 失 礼し まし た

あな たのblo gはと ても すばら しい です、本当 に感 .心し まし た!がん ばれ!

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by 竹沢友美 (2010-10-27 00:18) 

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